サウナは最高の瞑想スポット
みなさまごきげんよう。やけに仏教に詳しいあの人です。
今日はサウナ施設は瞑想に向いてますよーというお話です。
わたしは大のサウナ好きで、だいたい週5日、多い時は1日に2回、出社前と家族の就寝後にサウナに行くほどのヘビーサウナーでした。
しかし、引っ越しをしてからは近所にサウナがなくなってしまったため最近はとんと行けておりませんでした。
そのような中、今日半年ぶりにサウナに行けたので、今わたしは最高にキマっている状態でこの記事を書いています。やはりサウナは偉大です。
わたしのサウナルーティンは、ぬるま湯、熱い湯船、水風呂に入りたくなるまでサウナ、水風呂で体育座り、足湯をしてから体をよーくふいて休憩、水分補給。気が向いたらもう一回というようなスタイルです。
今日気づいたのですが、サウナに入っている時はスマホをしていないので、物理的に目が休めているのですね。ツイ廃のわたしは、なにか思いつくとすぐにツイートしたくなるので、それこそ一日中スマホをさわっています。家のお風呂の中でもです。
そう考えると、サウナは、スマホから強制的に離れられる場所でもあるのだなと気づきました。
わたしが仏道に傾倒した理由の一つとして、サウナでの「ととのい体験」があります。
わたしにとっての「ととのい」とは、自分とまわりの境界線がなくなり、全てが一つになるような不思議な感覚。一言でいうなら、We are all oneな気持ちになってしまうことです。ラブアンドピースでもいいです。
一説によると、サウナでととのっている状態はマリファナでキマっている時の状態に似ているらしいので、わたしはマリファナの経験はありませんが、なるほどいわゆるヒッピーの方たちがラブアンドピースな気持ちになるのはわかるなぁーと思ったりしています。
そのような感覚を体感できたことから、それまで知識としては知っていた古今東西の宗教家たちが言うところの「境界のないありのままの世界」や、そういった種類の境地の存在を「あぁ〜あの感じねわかるわかる〜」とスッと信じることができるようになったため、素直に彼らの言葉を信じることができるようになり、仏道で紹介される境地も「あぁーなんかわかる気がするー」という感じすんなり入るようになったのです。
これを踏まえてタイトルに戻りますが、サウナは最高の瞑想スポットです。今のサウナ施設は黙浴のため、誰も一言もしゃべらないので特におすすめです。
少し目を閉じていると、本当にそこに人がいるのかがわからないくらい、みなが静かに黙々と過ごしています。まるでそれは修行者のようです。
次に、そもそもサウナが熱すぎるので余計な考えごとができないことも瞑想に向いています。そして、なにより絶対にうっかり眠ってしまうことがないこともおすすめなポイントです。
湯船で瞑想、サウナで瞑想、水風呂で瞑想、休憩中に瞑想。サウナは本当に瞑想と相性がよいなとつくづく感じました。
サウナ施設は瞑想をする環境としてもすばらしく、たとえば風呂おけのこーんとなる音や湯船にお湯が注がれる音。他の人が使うシャワーの音や、サウナストーンがパチパチと鳴る音など、心地よい音に包まれています。
そしてゆっくり目線を湯船にやれば、ゆらゆらとゆれる湯面が、1/fゆらぎで深いリラックス状態へ誘(いざな)います。
それになにより全裸なので、この解放感もなかなか魅力的です。またずっと目を閉じていても全く不自然ではないこともすばらしいポイントです。
と、ここまでご説明させていただきましたとおり、サウナ施設はなにも意識せず、ただ普通にそこで過ごしているだけで瞑想状態になるので、単純なお風呂の効能だけでなく、そのような瞑想的な観点からも疲労回復の効果があるのではないかと思いました。
みなさまに瞑想の習慣があるかどうかはわかりませんが、もしも瞑想をする場所を探しているのであれば、サウナ施設は最高の瞑想スポットですので、ぜひぜひリラックスしながら瞑想を楽しまれてはいかがでしょうか。
以上です。
こちらの記事をお読みになられたみなさまといきとしいけるものの悩み苦しみがなくなりますように。
それではみなさまごきげんよう。やけに仏教に詳しいあの人でした。